NFTの市場動向と今後をド素人が予想する

NFT市場は、2021年に急速に拡大し、多数の大手企業が参入するなど、2023年の現在も、その存在感をますます高めています。

NFT市場の動向と今後の展望について、分かる範囲で、勝手に予測してみました。

 

NFTはもうオワコン?

NFT市場は急速に発展&成長を遂げたのは、およそ2年前の2021年頃。

価値の大小問わず、数多くのNFTが取引されるようになり、中にはびっくりするような高額取引もありました。

2021年のNFTの市場規模は、2020年に比べて20倍以上に拡大したそうで、当時は鳴り物入りでニュースなどで日々見かけましたが、仮想通貨取引のハッキング事件など、そのリスクも大きく取り上げられるようになり、「ブーム」「流行」としてみると、若干下火の感もあります。

NFTはもうオワコンじゃね?という声も聞きます。

確かに、最初の盛り上がりは過ぎたものかもしれません。

けれど、クリエイターの所有権を保護しながら、ネットを介して取引ができるこの技術・仕組み自体は、これまで泣き寝入りしていたイラストレーターやミュージシャンを救い、正当な権利を保証できる画期的なもの。

ここは声を大にして叫びたいです。

流行とは別の可能性を秘めた技術・モデルとして、どんなに下火になろうとも、絶対になくならないでほしいと個人的に思っています。

 

じゃあ今からNFTに参入したらどうなの?

NFT市場が今後、どのような成長を遂げるかは未知数です。

その目的により、活用の仕方もバラバラだと思います。

アーティストやクリエイター、またコレクターや、プロゲーマーなどの間では期待されている分野です。

また、黎明期には遠めに様子を見ていた大手企業も参入するようになってきています。

例えば、ソーシャルメディアのTwitterやSnapchat。

スポーツリーグのNBAやMLB。

音楽業界ではグラミー賞などが、NFTの発行や販売を行っています。

これからも、多くの大手企業の参入の可能性がある分野です。

権利は分割で売りに出されている可能性がありますので、個人や中小企業でも参入しやすい分野ではあります。

オワコン?と思った方は「NFT 現在」などで検索してみてはどうでしょうか?
(無責任ですみません)

 

アート業界とNFTの関係

NFTは、当然、親和性の良いアート業界においても注目を集めています。

今も、多くのアーティストが、自身の作品をNFTとして発行し、販売しています。

これによって何が変わったか?

アーティストが自身の作品を直接ファンに販売することができるようになったのです!

利益面でも、モチベーションの意味でも、これは大きなことと思うのです。

アート市場のあり方にも変化が生じることが期待されます。

 

環境問題とNFT

NFT技術と「環境問題」?

 エコだとか、SDGs(2030年までに、世界の環境問題や差別問題を解決しよう!)と「NFT」は、一見関連がないように見えます。

ところが、エネルギー消費の面で問題があると指摘されているのです。

NFTは、ブロックチェーン技術を利用しています。

ブロックチェーン技術とは、仮想通貨を取引する技術の応用で、安全に暗号化されたやりとりができる反面、複数のネットワークコンピューターの同期をとらせて運用しますので、取引には大量のエネルギーが必要となります。

この大量のデータリソースの消費は、未来の環境問題につながるのでは?と指摘されています。

ですから、NFT市場においては、環境問題を悪化させないための、何らかのアクションが求められるかもしれません。

法律問題とNFT

NFTの世界では、知的財産権や税金面では、まだ世界での統一規格がないのが現状です。

詳しくはNFTと法律。どうなってるの?に分けましたので、ご参考にしてみてください。

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UnsplashHu Chen氏の作品を使わせていただきました(*’ω’*)
ありがとうございます。
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